民間人のくふう

屋上とスピッツとジャニーズが好きなヤツの雑談

僕が君に出会ったのは、春の終わりのことだった

 

宮舘涼太くん。
私はいま、あなたに夢中です。


出会いは3年前に遡る、のだろう。

滝沢歌舞伎2016。
たった1枚取れた、A席の最後列。初めて知った、滝沢歌舞伎の世界。
その時、確かにわたしは、あなたに出会っていたはず。
めくるめく滝沢歌舞伎の世界のことはとても鮮明に覚えている。
「これがジャニーズの世界観!?何でもあり!?」と衝撃を受けたことも。

でもその時は、三宅健くんの事しか見ていなかった。
その後発売されたDVDも見たけれど、全く印象になかった。

時は巡り、あなたのことを認識したのは、今年、2018年の滝沢歌舞伎
今年も健くんばかり見ていたのだが、お化粧の時にハプニングが起こった。前の人の頭と健くんが、ガッツリかぶっていたのだ。

ま、全く見えない…。

それでも映像を見たり、若い子たち(当時はJr.は全員 ”若い子たち” くくりだった…ごめん)の掛け合いを聞いたりしていたのだけれど、
Jr.曲、ここはどうしても視線の持っていき場所に困る。
手持ち無沙汰になりながらJr.たちを眺めていると、ひとりだけ異質の存在に気づいた。


なんか、サイド刈り上げてる人いる…??
あんまりJr.っぽくないな…。


当時の勝手なイメージでは、Jr.といえば髪の毛は襟足ぐらいまで長くて明るい茶髪か金髪で、毛先遊ばせてる、と思ってた。
だからなんだか、ひとりだけ真面目…に見えたんだろうなあ。
私は黒髪の人にめっぽう弱い。

その後2曲ぐらいで、遠目にも黒髪Jr.を見つけられたので、その時は「たくさんいるJr.からひとりを見分けられた」という事が単純に嬉しくて、それが誰だか気にしないまま帰路についたのだった。
(この日は双眼鏡を持っていなかった。とんだポンコツです)

で、2度目に入った時、マスクダンス(でいいのかな?)、健くんが居ないとわかっている中、仮面をつけているJr.たちを見ながら「あーこの中にあの黒髪の子いるかな?いるならこれかな?」なんて当てずっぽうで見てたら、仮面を外した瞬間「当たった!」ってびっくりした。

こうなったらもう調べるしかない。

宮舘涼太くん。
Snow Man、佐久間くんと同じグループなのね。
(2016から健くんと絡んでいたさっくんは、ちゃんと覚えていた)

でも、その時はそれだけ。
その後、新橋公演が終わってから御園座公演が始まる頃までの間に「ああ、宮舘くんが好きだなぁ…」という気持ちがジワジワあったまっていって、その結果無理して御園座に行くことになったのだけど、それを後押しする、ふたつのキッカケがあった。

ひとつは、全く別の流れからYouTubeを見たこと。
某有名ブロガーさんの、ジャニーズJr.チャンネル視聴記みたいなものを見て、気軽に興味を持ってしまって、全グループの初回動画と、すのだけは他にいくつか動画も見た。「ZIG ZAG」の自撮りは可愛いし、その裏側まで見せてくれるなんてどういうこと!?って感じ。みんながデカいハットかぶってるのにはビックリしたけど笑。裏側動画の、6:45~6:55あたりの、ちっちゃく揃って踊ってる感じがむちゃくちゃ好きだ。阿部ちゃん先生も、全員キャラつけてる感じが意外で可愛かった。なんとなくSnow Manって曲やダンスのイメージから、硬派なお兄さんたちって思ってたので「もれなく可愛い」というギャップに軽率に萌えた。YouTubeは、すの全員が好きになれたのが大きかったと思う。箱推し派なので、全員が好きになると人生が楽しい。その時の最新は深谷市ふっかちゃんに会いに行く初回だったと思うけど、ちゃんと次回が楽しみになった。で、確かこの時にはもう、この中でなら宮舘くんが好きかな、と認識していた。

もうひとつ、局動画を見たこと。これが決定打だった。
実は私は、知人のためにJr.のFC用に名義を貸しており、情報局のIDとPASSも持っていた。それをふと思い出して「そういえばあの社屋を使った局動画ってやつにはSnow Manが出てるのかな?」なんて超古い情報をもとにアクセスした。
ちょうどその時、Snow Manは横アリ公演がUPされたばかりだったっけな?コンサートがガッツリ約30分も見られるの!?と衝撃を受けた。とはいえその時はまだ興味がある程度だったので、ちょいちょい早送りしながら流し見をしていた…のだけれど。

さっくんと宮舘くんのチラリズム
振りつけが可愛いな~なんて見ていた、その最後。
カメラ目線でキメ顔をしたあと、さっくんと顔を見合わせて破顔一笑した、その瞬間。

「この人、こんな風に笑うんだ…」

間違いなく、あの一瞬で、わたしは宮舘くんに落ちた。

そこからはもうあっという間だった。
御園座公演は運よく譲っていただくことができた。今まで健くんしか見ていなかった世界が、何というか、新しいレイヤーが作られた感じ。ひとつの舞台に好きな人が2人いるなんて、忙しすぎてついていけない。幸せな悩みだ。ずっと「タッキーの最初のフライングをずっと気にしているJr.がいるな」って思ってたら、それが宮舘くんだったから、また簡単に運命感じちゃう。フライングを受け止めた後、トントン、ではなく、バシン、と力強く背中を叩くところがとても頼もしくて好きだ。

毎週のYouTube
バラエティーに富んで、いつも面白くて、尚且つそれぞれの才能の豊かさに驚かされる。みんなが仲よさげなのも見ていて幸せだ。宮舘くんがちょいちょい素っぽくなって、ふにゃりと笑うのがかわいい。恵まれた時代にJr.を好きになったものだと痛感する。YouTubeがなければ、宮舘くんを見る機会は激減してしまうもんなぁ。ちなみに一番好きなのは、モーニングの回の一番最後、最早映ってないタイミングで「嘘つくなよぉ~」って中学生みたいなリアクションしてる宮舘くん。

すの日常。
宮舘くんの、普段のなんだか独特の話し方(語尾が抜けていく感じが可愛すぎる)を、そのまま表現したような文章。とってもかわいい。改行が多い文章の行間からにじみ出てくる柔らかさ、とか、しなやかさ、とか。たくさん推敲しているんだろうか。もっとみんなの更新頻度を上げてくれてもいいんだけどなーなんてワガママ。わたしは大好きなひとの書いた文章を読むのが好きなのだ。

サマパラ。
「夕空」でのセリフがエモすぎて、思い出すだけで何度でも泣ける。ジャニーズでの日々を「旅」と表現する感性。どんなジュブナイルより目が離せないボーイミーツボーイ。彼らがたどり着く先が、みんなにとって幸せな場所であるといい。2階席で、宮舘くんのウチワを持っていたら、隙間から目が合って、にっこり笑って手を振ってくれた。V6とエイトを掛け持ちしていながら、ファンサなんてものをもらったのは初めてだったので、ものすごく動揺した。わざわざ上を向いてくれた宮舘くん。かわいかったなー。

少年たち。
偶然にも自分の誕生日に入ることが出来た。噂には聞いていたものの、やりたい事を目一杯詰め込んだような舞台。なんとなく「挑戦」っていう言葉がぴったりくるかも。ミュージカルのテーマ曲やエンディングにありがちな、大勢がユニゾンで歌う感じや、群像劇みたいな雰囲気がとても好きなので、好みドンピシャだった。宮舘くんの、くすみグリーンのTシャツがとても似合ってた。セリフも、歌声も、強くて凛としている。2階席、少し離れた場所にいたのに、手を振ったら赤のペンラを見つけて、丁寧に振り返してくれた。

やっぱり、少し高めの甘い歌声が好きだ。いつまでだって聞いていられる。早くCD出して欲しい。そこにはもちろん、超ロイヤルなソロ曲が入っているよね?
普段は律しているのに、素っぽくなると中学生みたいな喋り方も好き。絶妙に舌っ足らずなところや、語尾にちっちゃい母音がつくところも。何かイタズラしてツッコまれたいなあ。「もぉ~!何やってんだよぉ!」って言われたい。絶対笑ってくれるだろうなあ。かわいいー。

ダンスは素人なので、誰を見ても「上手いなぁ」しかわからないけれど、宮舘くんの安定感があって指先まで気を遣っているダンスは本当に見ていて幸せだ。アクロバットは、どうしてだろうと疑問に思うくらい完璧だし、危なげがないからハラハラしない。ダイナミックなのにコンパクト、っていう表現で合っているかわからないけど、そんな風に感じる。

 
そして、ロイヤルな ”舘さま”。なんだか不思議なキャラだなぁと思う。普段口数があまり多い方ではないけれど、話し出すと一気に世界観が出るのが微笑ましい。個人的には素の感じの方が好きだけど、花言葉を突然言ったり、甘いセリフを操ったり、他にはあまりない感じで面白いし、かなり独特だよなあ。たくさんたくさん努力の気配がするから、抱かれるより逆に、ぎゅっとしてあげたくなっちゃうよ。

自分のtwitterを見返していると、6/10に、「宮舘くんを推す宣言」をしていた。それから3か月半。本当にあっという間だったけど、すごく濃密で、充実した日々だった。
きっと本人たちは、もっともっと目まぐるしい日々を送っていることだろう。宮舘くんが宮舘くんであるために。あるいは舘様であるために。たくさんの幸せと、必要十分な休息が齎されていることを願う。身体が第一だもの。ひーくんの足も心配だよ?早く良くなってね…。
 

ねぇ、宮舘くん。
あなたの夢、それを叶えるところ。一緒に追いかけてもいいですか。